皆さん、こんにちは。イチロー先生です。
このブログでも折に触れて紹介しているデジタル一眼レフカメラ。
最近では、持っている人をよく見かけるようになりました。
相当な勢いで伸びているそうです。。。
そのせいもあってか、最近
「デジタル一眼と普通のコンパクトデジカメって何が違うの?」という
質問をよく受けるようになりました。
う〜ん。言葉で説明するのは正直言って難しいのですが。。。
一番、はっきり差がわかるのが、ピントの深さ『被写界深度』です。
例えば、下の写真ではピントがあっている部分ははっきりと写っていますが
それ以外の部分はボケているのがお分かりいただけると思います。
デジタル一眼レフでは、絞りやレンズ、撮影距離などを組み合わせて
このピントの合う範囲をコントロールして写真を撮影することができます。
よく、雑誌などの写真でモデルやクローズアップしたい商品だけがはっきりと
写っているのに、背景はぼんやりとしていて、主役が引き立った写真が
ありますが、あんな写真は一眼レフでないと難しいですねぇ。。。
あと、シャッタースピードのコントロールによって、一瞬をピッタリ止めて
見ることもできたりします。
考えてみれば、上の写真のように流れている水をストップモーションで
止めたようにして見ることは、本来人間の目ではできないことなのですが
一眼レフを使うとこんな世界をのぞき見ることだってできます。
写真を撮るようになって、物の動きや形、色等、これまで気づきもしなかった
ことに改めて気づかされることが増えましたねぇ。
デジタル一眼レフを使うと今まで単に記録を残すためにとっていた写真を、
感動や驚きに溢れた作品にすることが、誰にでも簡単にできるということが
違う点なのかな?
他にも色々あるのですが、それはなかなか言葉だけでは伝えにくいので、
この夏「デジカメの撮り方・楽しみ方」をテーマにした講座を京都で
開講することにしました。
興味のある方は、是非お越しください。
お会いできることを楽しみにしています。